祇園祭のお話

長刀鉾稚児社参

七月十三日 十一時~ 八坂神社

祇園祭の神事で重要な役割を担うのが、神の使いとされる稚児で、江戸中期までは船鉾以外の全ての鉾に乗っていましたが、いま生稚児(いきちご)が乗るのは長刀鉾だけで、他は童形が祀られます。
長刀鉾の稚児は、6月に市内の10歳前後の少年から選ばれ、長刀鉾町の仮養子になります。この日稚児は蝶とんぼの冠に金の立烏帽子を重ね、狩衣・差貫姿で従者を従え、白馬に乗って八坂神社に詣でます。神社では、「お位もらい」の儀が行われ、五位の少将、十万石の大名の資格が稚児に授けられます。稚児はこの日を境に「神の使い」とされ、地を踏まず、強力(ごうりき)さんの肩に乗って移動するなど厳粛な日々を送ります。

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