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今も昔のまま割り木でご飯炊いています。
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| 祇園石段下に来たんは昭和23年9月です。 前の店は強制疎開でなくなりました。 初代の重吉さんはいづうさんへ奉公に 上がらしてもろてはって明治の末に“別家”をゆるしてもろて、いづ重の名前をもらわはったんです。 初めは眞葛ヶ原で夫婦で店をしゃはりました。 「デーンと構えて」ちゅうようなもんやのうて、 小さいとこ借りて寿司を作っては売って歩くような恰好やったらしいです。 その項、巻寿し八銭、箱寿司八銭、いなり寿司もその時分 からあったそうです。 あとは、サバやらタイ、ハモ、台所寿司やらべっこう巻 ほんで冬は蒸し寿司やらね今でもみんな残ってますわ。 あんまり変わってへんねえ。 今も昔のまま割り木でご飯炊いています。 そらもう煤でまっくろけですわ21世紀やちゅうのに。 まあ、新しいメニューも増やしたりしながらあきの来んようにやらしてもろてます。 |
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いづ重店主敬白 |
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