祇園点景

七夕

願い事はなんですか 短冊がゆれる七夕さん

夜空に星がきれいです。7月7日の「七夕」は、彦星こと牽牛星と姫星こと織女星がかささぎの橋を渡って年に一度のデートをする日。五節句の一つで、古くは「七日の御節句」といい、宮廷では、うどんやそうめん祖型である古代菓子の索餅が献上されました。

この日にそうめんを食べるのは、七夕の供饌がそうめんのルーツであること、織姫の織る糸にそうめんをなぞらえてでしょう。そうめんはお中元のベストセラーだそうですが、昔から夏の贈りものはそうめんがきまりでした。

高台寺の七夕飾りは保育園の園児や小学校の生徒、特別養護老人ホームのお年寄りなど、約200名の方々によって行われる飾りつけ。子供たちの夢でしなった七夕飾りが並べられます。
一般の人も7日まで短冊に願い事を書くことができます。

祇園のまちの軒端にも若竹が立ち、願いごとを書いた五色の短冊を手に、こどもたちが集まってきます。

  五色のたんざく
  わたしが書いた
  お星さまきらきら
  空から見てる

という童謡を昔のこどもたちは歌ったものでした。願いごと、かなうといいね。

七夕

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