日本の美意識に出会えるまち=祇園で大茶会。
芸妓さん舞妓さんらのお点前で、八坂神社神賑水の一服を。
八坂神社本殿下に今も湧出する御神水をご存知でしょうか? この御神水を特別に祈願し、下賜された霊験あらたかな神賑水の一服をお楽しみ頂けます。
祇園大茶会は今回、漢字ミュージアム裏の「ふれあいサロン」で行われます。芸妓さん舞妓さんらのお点前・お運びが身近に楽しめます。
副席の「数寄々々茶席」は漢字ミュージアム隣接グランドで。1席が漢字ミュージアム玄関広場で開かれ、それぞれに趣向を凝らしたもてなしをする予定です。
商店街協賛店では、この神賑水を使ったメニューが提供され、期間限定の味が楽しめます。
また、前日の7日には、この「神賑水」を協賛店に配る「神賑水列」が四条通を巡行します。
●席料:1,000円 (副席も同じ)
●時間:11:00~16:00 終了予定
●予約できません。当日直接会場までお越しください。
※お問い合わせ 075-531-2288(祇園商店街振興組合)
月別アーカイブ: 2020年1月
祇園大茶会 2月8日
八坂神社 節分祭 2月2日・3日
底冷えの厳しい京都の2月ですが、節分をむかえると立春ということで暦の上では春、何となく季節が動く気分になります。
八坂神社の節分祭は華やかで、厄除け・健康・幸福を祈る神事や、各歌舞会の芸妓さん舞妓さんの舞踊奉納と豆撒きが行われます。
両日ともに300円で福引券付きの福豆の授与があり、空くじなしで景品が当たります。
また、常磐新殿喫茶室では「厄除けぜんざい」(有料)が頂けます。
2日(節分祭前日)
13:00~ 先斗町歌舞会、舞踊奉納・豆撒き
14:00~ 弥栄雅楽会、舞楽奉納・豆撒き
15:00~ 宮川町歌舞会、舞踊奉納・豆撒き
16:00~ 参道商店街(祇園商店街・四条繁栄会商店街)豆撒き
3日(節分祭当日)
11:00~ 日本今様謌舞楽会、今様奉納・豆撒き
13:00~ 祇園甲部歌舞会、舞踊奉納・豆撒き
14:00~ 祇園太鼓・祇園獅子舞、奉納・豆撒き
15:00~ 祇園東歌舞会、舞踊奉納・豆撒き
16:00~ 参道商店街(祇園商店街・四条繁栄会商店街)豆撒き
【問合せ】TEL/075-561-6155 (八坂神社)
節分会・節分祭 2月3日
六道の辻にある西福寺では護摩炊きが行われ、参拝人に無料でおそばが振る舞われます。
知恩院の追儺式では「鬼は外」は言わず、「福は内」だけを唱和し「ごもっとも、ごもっとも」というかけ声にあわせて豆まきをされます。参拝者には福豆が配られ、その後三門の楼上からも豆まきされます。
【問合せ】TEL/075-531-2157(知恩院)
ゑびす神社では、日本雅楽保存会の雅楽が奉納され、悪魔払いの神事、福豆まきが行われます。祭典後、神主・巫女さんらによる豆まきが行われます。
【問合せ】TEL/075-525-0005(ゑびす神社)
観音様胎内に十二支の守り本尊をお祀している霊山観音の節分は、年回りの悪い方は災厄を免れるように、良い年回りの方は一層良くなるように祈願する「十二支まつり」が行われます。(福豆・十二支のお守り授与・甘酒の接待有り)
【問合せ】TEL/075-561-2205・5860(霊山観音)
その他の寺院でも節分会が行われます。
初庚申・こんにゃく炊 1月18日
八坂庚申堂は日本三庚申の一つで、初庚申(はつこうしん)のこの日は午前11時、午後3時そして午後8時から庚申護摩法要が行われます。
庚申信仰とは、人間の体内には三尸(さんし)という虫がいて、庚申(かのえさる)の夜に眠っている間にこの虫が抜け出て天に上り、天帝にその人の罪を告げ、寿命を縮められてしまうとのこと。そのため、庚申日は徹夜をして虫を出さないようにし、諸善をおこなうものと伝えられています。
こんにゃく炊は、参拝者が黄色い紙の「ひとがた」をこんにゃくに貼り、紙に包んで天井につるすと、こんにゃくから水分が抜ける如く病気が抜けるというもので、後に振る舞われるこんにゃくを北を向いて無言で三つ続けて食べ、一年の無病息災を願うものです。
【問合せ】TEL/075-541-2565(八坂庚申堂)