八坂神社では、今年度の「七五三詣」について、新型コロナウイルス感染の予防として、密集を避けるために例年より期間を長くして、9月1日から受付けされます。
【問合せ】TEL/075-561-6155 (八坂神社)
月別アーカイブ: 2020年8月
萬燈会 8月8日~ 10日
六波羅蜜寺の萬燈会は、灯芯による大文字が点じられ、七難即滅・七福即正を祈願するとともに、先祖の精霊を迎え追善回向をする行事です。
「市の聖」と呼び慕われた空也上人以来の伝統行事で、火の用心の護符が授けられます。
本堂の外では、闇に結縁のろうそくの幻火がゆらめき、内陣では「大」の字形の燭台の上にのせられた魂迎えの炎が静かに揺れ、幽玄の世界を描き出します。これは大文字の五山送り火の原形となったものです。
この万灯会により迎えられた精霊は、16日の五山送り火によって送られます。
マスクの着用とソーシャルディスタンスをお願いします。
【問合せ】TEL 075-561-6980(六波羅蜜寺)
六道まいり 8月7日~ 10日
京都では、7日から10日までの4日間に「おしょらい(精霊)さん」を迎えるために「六道まいり」が行われます。
六道とは「天上界」から「地獄界」までの6つの世界のことで、「六道さん」と呼ばれる六道珍皇寺のあるあたりは六道の辻といい、平安時代にこの世とあの世の別れ道だといわれていました。
六道まいりでは、お盆に迎える先祖の戒名を書いた水塔婆に槇の葉で水をかけ供養し、迎え鐘をついてお精霊さんを迎えます。そのお精霊さんは槇の枝に乗って各家に帰るとされています。
六道珍皇寺には、早朝から大勢の参拝者が訪れ、六道の辻には迎え鐘の音が絶えることなく響き続けます。
今年は例年通りの行事を中止されますが、初盆を迎える家については「精霊が初めての里帰りで迷わないように必ず六道珍皇寺にお参りする」との習わしがあることから、新仏を迎える家に限って参拝を受け付けられます。
【問合せ】TEL 075-561-4129(六道珍皇寺)