底冷えの厳しい京都の2月ですが、節分をむかえると立春ということで暦の上では春、何となく季節が動く気分になりますが、今年は例年とは異なります。
八坂神社の節分祭は、各歌舞会の芸妓さん舞妓さんの舞踊奉納と豆撒き、及び景品の福引は中止となり、授与所にて福豆のみ授与されます。
知恩院の追儺式では、本年は一般の方への福豆配布は行われません。
六波羅蜜寺の節分会では福豆撒きは中止され、法要終了後に一人ずつ福豆の授与が行われます。
ゑびす神社の節分祭は、本殿にて悪魔払いの神事のみ行われ、豆まき、昆布茶の接待は中止されます。
月別アーカイブ: 2021年1月
あわぜんざい
『あわぜんざい』は、もち粟を蒸して、とろっとした熱々の餡をかけたぜんざいです。
粟の風味とぷちぷちとした食感を、是非お楽しみください。
販売期間: 2021年1月21日(木)~3月14日(日)
価格: 1,320円(税込)
初庚申・こんにゃく炊 1月12日
八坂庚申堂は日本三庚申の一つで、初庚申(はつこうしん)のこの日は午前11時、午後3時そして午後8時から庚申護摩法要が行われます。
庚申信仰とは、人間の体内には三尸(さんし)という虫がいて、庚申(かのえさる)の夜に眠っている間にこの虫が抜け出て天に上り、天帝にその人の罪を告げ、寿命を縮められてしまうとのこと。そのため、庚申日は徹夜をして虫を出さないようにし、諸善をおこなうものと伝えられています。
こんにゃく炊は、参拝者が黄色い紙の「ひとがた」をこんにゃくに貼り、紙に包んで天井につるすと、こんにゃくから水分が抜ける如く病気が抜けるというもので、後に振る舞われるこんにゃくを北を向いて無言で三つ続けて食べ、一年の無病息災を願うものです。
【問合せ】TEL/075-541-2565(八坂庚申堂)