底冷えの厳しい京都の2月ですが、節分をむかえると立春ということで暦の上では春、何となく季節が動く気分になりますが、今年は例年とは異なります。
八坂神社の節分祭は、舞踊奉納と豆撒き、及び景品の福引は中止され、福豆の授与のみとなります。
知恩院では追儺式が行われますが、一般の方への福豆配布は行われません。
六波羅蜜寺の節分会では福豆撒きは中止され、法要終了後に一人ずつ福豆の授与が行われます。
ゑびす神社の節分祭は、本殿にて悪魔払いの神事のみ行われ、豆まき、昆布茶の接待は中止されます。
今年は松平容保が京都守護職に就任して160年目に当たります。幕末、京都は治安が悪化したので治安維持などを目的に京都守護職を新設、会津藩主の松平容保が就任、上洛しました。
幕府は警護に浪士組を京都に送り込み、その一部が残留、京都守護職御預かりの壬生浪士組になり、のちに新選組と名を改めました。
今回は禁門の変や会津戦争などの資料から松平容保や会津藩、新選組にスポットを当てた企画展です。
【開館時間】10:00~17:30 (入館は30分前まで)
【入館料金】大人/900円 高校生/500円 小中学生/300円
【問合せ】TEL/075-531-3773(霊山歴史館)