祇園の歩き方

霊山歴史館

明治天皇の御沙汰書に基づく、太政官布告(明治元年)によってここ東山の霊山(りょうぜん)に、近代日本の礎となった維新の先覚者1,400柱の霊が祀られた。

しかし戦後は心をかける人もなく、荒れるがままの状態であったが、これを憂いた故松下幸之助氏の発唱で「明治百年」にあたる昭和43年「霊山顕彰会」が創設され霊域を整備、新たに約1,800柱を合祀し、霊山祭神として祀られている。
昭和45年秋には、往事の資料など展示する場として「霊山歴史館」を設立、開館した。

以来、近代日本を切り拓いた先人たちの進取の精神を学ぶことができる日本唯一の総合資料館として、動乱の幕末・維新史を紹介している。

また、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、吉田松陰、高杉晋作、坂本龍馬、中岡慎太郎、武市瑞山、徳川慶喜、松平容保、勝海舟ら維新史に登場する人物や、新撰組の資料など5,000点を収蔵、常設展示するほか、春・秋には多彩な企画による特別展も開催している。

地上2階地下1階の鉄筋コンクリート製で、瓦屋根を施した重厚な建物である。

住所 : 〒605-0861 京都府京都市東山区清閑寺霊山町1
電話番号 : 075-531-3773
URL: http://www.ryozen-museum.or.jp
 
詳細情報 :
■参拝自由
【開館時間】
10:00~16:00
【定休日】
月曜日(祝日の場合翌日休み)
【料金】
300円
霊山歴史館

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