祇園の祭事

除夜の鐘

12月31日/知恩院 ほか各寺院

12月になれば「北山しぐれ」が降り、街では「セッソロシ(忙しい)おすなあ」の言葉が行きかいます。

「事始め」「煤払い」「冬至湯」や門松などの「飾りつけ」をすました京の大晦日、洛中洛外にいんいんとこだまする鐘のなかで、撞木をつく僧侶の数が17名という知恩院の大梵鐘の百八つの鐘は煩悩解脱を祈るのにふさわしい荘厳さです。

「えーい、ひとーつ、そーれ」とつきはじめて、つき終わるまでが約2時間。人々の感慨をのせ、余韻を響かせながら、行く年ともども闇へと消えてゆきます。

お問い合せ: 知恩院
電話番号: 075-531-2111(代)
除夜の鐘

ページ上部へ