両足院
栄西禅師の塔所の北隣に、饅頭屋の始祖林家の墓がある両足院の開山、龍山徳見は、元の国に40年あまり滞在し、1341年帰朝したが、深く帰依していた林浄因は、同時に日本に渡り饅頭を作って家業とした人。
今も烏丸三条あたりには饅頭屋町という地名が残ってる。
その林家累代の合塔や江戸前期にルソンや台湾との交易に活躍した末次平蔵父子の墓や、鬼面山谷五郎という力士の墓もあり、また江戸日本橋で10年に1度会って励まし合ったという白木屋彦太郎と儒者三輪執斎の墓が仲良く並んでる。
書院前に広がる桃山時代の苔と石の庭と、奥には対照的な池泉回遊式の庭園があり、その奥には、如庵写しの茶室「水月亭」が美しい佇まいを見せている。
院内には長谷川等伯の「松に童子」伊藤若沖の「雪中雄鶏図」など文化史上評価の高い寺宝が多いのも魅力。
拝観希望者は希望日時を往復はがきで申し込めば可能。
住所 : | 〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路四条下ル4丁目小松町建仁寺内 |
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電話番号 : | 075-561-3216 |
URL: | http://www.ryosokuin.com |
詳細情報 : | |
【拝観時間】 10:00~16:00 往復はがきに代表者の住所・氏名・電話番号と複数の希望日・時間・人数を明記して2週間前までに申し込みのこと。 【拝観料】 ご志納 FAX:075-561-3270 |