良正院
良正院は池田輝政に嫁した、徳川家康の二女督姫の菩提寺である。
この寺は、二条城三の丸を移築したと噂されるように、浄土宗の塔頭にしては異例で、武家屋敷のような門に、本堂の間取りもどちらかといえば禅宗寺院のような形式になっている。
そして部屋には、狩野派の絵師たちによるものと思われる障壁画があり、竹林、松、鉄線や朝顔、牡丹といった様々な植物が描かれている。
敷地内には現在、知的障害者施設の大照学園が設けられていて、児童部や更生部、授産部などが設置されており、悩める人々を救うという仏教が本来あるべき姿を示している。
また境内では、照道窯々元として、その大照学園の利用者たちが創作した陶芸品などを販売している。
住所 : | 〒605-0062 京都府京都市東山区林下町 |
---|---|
電話番号 : | 075-531-0138 |
詳細情報 : | |
【販売時間】 10:00~16:00 |


