祇園を愛し、たくさんの作品を残した劇作家であり明星派の歌人であった、吉井勇(1886~1960年)を偲ぶ行事で、祇園白川畔の歌碑に芸妓・舞妓さんが菊の花を献花します。
かにかくに祭とは、吉井勇が詠んだ「かにかくに 祇園は恋し 寝る時も 枕の下を 水の流るる」という歌にちなんで名付けられたものです。
歌碑が建立された11月8日を記念して毎年行われます。
植え込みに入ったりするマナー違反のカメラマンも多く見られます。気をつけていただきたいものです。
【問合せ】 TEL/075-561-1115(祇園甲部歌舞会)