祇園祭を祝い、境内の能舞台で催されます。
今様歌舞楽・一絃琴・琵琶・狂言・地唄舞・箏曲・尺八・詩吟といった多彩な演舞、音色が響きます。
【問合せ】TEL 075-561-6155(八坂神社)
2024年7月15日(月・祝)・16日(火)19:00頃~ 八坂神社参道・祇園四条通
日本の美意識に出会えるまち=祇園で大茶会。
日中の熱気がさめやらぬ宵々宮宵宮(鉾町では宵山.)の夕刻、歩行者天国になる祇園四条通はパラカ駐車場前の特設会場で、大茶会が開催されます。
八坂神社本殿下に今も湧出する御神水をご存知でしょうか? この御神水を特別に祈願し、下賜された霊験あらたかな「青龍神水」の一服をお楽しみ頂けます。
祇園の芸妓さん舞妓さんらによるお運びで、花街の雰囲気を身近に楽しむことができます。
また、15日は鍵善良房や漢字ミュージアム前の特設舞台で、16日は祇園もりた前や南座前で、八坂神社にゆかりのある団体による、鷺おどりや祇園祭音頭踊、祇園獅子舞や祇園太鼓、鷺舞などの神賑奉納が行われます。
(雨天中止の場合があります)
※お問い合わせ 075-531-2288(祇園商店街振興組合)
祇園祭の神事で重要な役割を担うのが稚児で、この日従者を従え白馬に乗り、八坂神社に詣でます。
11:00からの長刀鉾稚児社参は、八坂神社で「お位もらい」の儀が行われ、五位の少将、十万石の大名の資格が稚児に授けられ「神の使い」となって地面に足をつけること無く、厳粛な日々を送ります。
また14:00からは久世駒形稚児社参が行われます。
久世駒形稚児は、神輿渡御の時に素戔嗚尊を祀る中御座に伴って廻る稚児で、胸に綾戸国中神社の御神体「駒形」の形代(かたしろ)をかけるため駒形稚児ともいわれ、神の化身とみなされます。つまり神そのものとなり、五位の位のある長刀鉾稚児や皇族でも乗り物から降りなければならない八坂神社の境内にも馬に乗ったままで入れ、直接本殿に乗り付けることができます。
八坂神社の和御魂に綾戸国中神社の荒御魂が来て、両者が合体してはじめて祇園祭が成立するともいわれるほど、重要な存在なのです。
【問合せ】TEL 075-561-6155 (八坂神社)