円山公園の南にある大谷祖廟の南に隣接する東大谷墓地では、8月のお盆に「万灯会」が行われます。
涼しい夜間にも参拝ができるように、昭和36年(1961)より始められたもので、期間中は大小あわせて1万個の提灯に火がともされ、周囲は光のゆらめきにより、幻想的な世界に包まれます。
京の夏の風物詩として親しまれています。
【開催時間】 18:00点灯~21:00消灯(閉門)
【問合せ】TEL 075-561-4167(東大谷墓地事務所)
京都では、7日から10日までの4日間に「おしょらい(精霊)さん」を迎えるために「六道まいり」が行われます。
六道とは「天上界」から「地獄界」までの6つの世界のことで、「六道さん」と呼ばれる六道珍皇寺のあるあたりは六道の辻といい、平安時代にこの世とあの世の別れ道だといわれていました。
六道まいりでは、お盆に迎える先祖の戒名を書いた水塔婆に槇の葉で水をかけ供養し、迎え鐘をついてお精霊さんを迎えます。そのお精霊さんは槇の枝に乗って各家に帰るとされています。
六道珍皇寺には、早朝から参拝者が訪れ、六道の辻には迎え鐘の音が絶えることなく響き続けます。
詳しくはホームページでhttp://www.rokudou.jp/visit/
【問合せ】TEL 075-561-4129(六道珍皇寺)